256.娘(江姫)のカタキは父(浅井長政)がとる
江姫「しく・・・しくしく・・・」
浅井「どうした?お江!なぜ泣いてるんだ?」
江姫「このわたくしの鉄壁防御が武田勝頼の赤備兵に通用しないんです」
浅井「そうかー。ずっと最強武将って言われてたお前にも弱点があったかー。いいじゃないか~、女ってのはなぁ、ひとつくらい弱点があった方が可愛いもんだぞ~」
江姫「はぁ~?」
浅井「いやいやいや・・・言い過ぎた。なんか対策はないのか~?」
江姫「父上、ブログ“255.武田勝頼”をお読みになってないのですか?勝頼の赤備兵はこちらの物理防御を“無視”するんですよ!」
江姫「つまり専用武器を持ってもダメ、レベルを上げてもダメ、副将を紫に変えてもらってもダメ・・・物理防御を上げていっても全く無意味なんです」
江姫「私の回避が出るのを祈るしか・・・でも相手は会心持ちだし。わたくしの必殺の動揺も覚醒上杉謙信がたまに消しちゃうんです!しかも私に脆弱デバフをかけてくる。二人がかりとは卑怯千万!」
浅井「おー、そうなんだ。今川の奮闘もあるし3人がかりだな。そりゃ困ったな」
・・・
浅井「じゃあ父ちゃんがカワユイ娘の代わりに勝頼をディフェンスしてあげよう!」
江姫「何言ってるんですか?父上はどっちかというと防御やわらかい方の武将でしょ!」
浅井「おーっ!言ったなー。専用武器持った覚醒父ちゃんをなめんなよ~」
浅井「おりゃー」
・・・
江姫「えっ?父上なんでそんなに耐えられるの?」
浅井「わっはっはー!父の面目躍如だなー。今回は謙信おらんかったが、仮に脆弱スキルを浴びてたとしても被ダメージ量はお前(831)の半分以下だぞー」
浅井「父ちゃんはなー、専用武器+3持った覚醒武将だからダメージ軽減53%なのら~、なのだ~」
浅井「そして最大の秘密が・・・」
浅井「ジャーン!弓足軽!歩兵の赤備野郎からのダメージさらに45%軽減だー」
江姫「パパ、すごーい!」
浅井「でもな、父ちゃんは回避できん(クロカン殿が迅速振ってくれたらいいけど)。お江、完璧な武将っていうのはおらんのだよ。そのことをしかと肝に銘じんといかんな」
江姫「うん、わかった」
浅井「よう~し!父ちゃんと一緒に11月の琵琶湖に飛び込むぞー!」
江姫「はい!」
(おわり)