223.島津義久との別れ
(そっ、揃った!)
(3人分の覚醒アイテム(東・畿で2人、関・奥・甲で1人)が揃ったぞ)
(あとは必要武魂42,000。うーん、紫副将を全員クビにするか、5250かける6は~、えーと~)
「殿~」
義久「殿!」
おっ、おおーっ
義久「次は殿の順番ですぞ」
えー、
「ときは今 あめが下知る 十月かな」(字余り)
義久「・・・」
・・・
義久「殿、お願いの儀がございまする」
おー、なんだ?紫副将が欲しいのか?専用武器はダメだぞ~。このまえ浅井君ので運を使い切った。
義久「私めをリセットしていただきたく」
・・・!!
なっ、急に何を言い出すんだ、義久。
義久「先ほどの”上の句”は機が熟したと理解しました。そして今日の連歌会に私を呼んだのはこの件では」
う~ん、
さっ、さすが義久。島津家の棟梁。
だがな、案ずるでないぞ。
このまえ神様のお告げで「義昭はやめとけ。江姫だ」と言われたから足利君リセットするだろ~。それに紫副将をちょいとクビにすれば武魂40,000くらい・・・
義久「わっ、私は、私は大輔では通用しないと聞きましたー。であれば私の武魂を一つでもおおく竹中殿、浅井殿、信玄殿に振ってくだされ~」
何を言う義久!お前らしくないぞ。
大輔に行って少納言に落ちたとき、お前がいなかったら少納言で生き残ることさえおぼつかなくなるぞ。
義久「殿! 此度の戦、オール オア ナッシング! 落ちたときのことなど考えてはなりませねー!一度大輔に行ったら二度と戻ってくるんじゃない!」
義久・・・
分かった・・・では今生の別れだな。
・・・
義久「初めて殿に士官したのは2月2日でございましたなぁ」
そうだなあ。あの時はお前の凄さを知らず、ただ「島津義弘さまのお兄ちゃんが当たった!」と喜んでおった。
義久「若君も私のことを「お兄ちゃん」と呼んでましたな」
今は「ひっさー」と呼んでおるぞ。
この8か月間、何度お前に救われたことか。
「ドラマチック戦国布武」などお前の潰滅が決まらなかったら脚本最初からやり直すハメになるところだったぞ。
・・・
義久「殿、必ずや大輔で勝ってくだされ」
うん!わかった!
(義久の体がだんだん薄くなる)
よしひさぁ~!
やっぱり、お前をリセットする以外にいい方法があるんじゃないかな!まて!
義久「お別れのときですな。そういえば私の副将の島津歳久は我が弟じゃ。青の副将としては優秀だから、大輔でも使ってくだされ。」
よしひさぁ~
わっ、分かった!分かった!歳久を大切にする。
(義久の体が光になって空へ飛んでいく・・・)
うわーーん!義久が逝ってしまったぁ~!
・・・
竹中「あの二人は何やってんの?」
光姫「お別れの練習だって。バカみたい。まだリセットしてないのに」
竹中「だよね。勾玉がまだ1個足りてないし。石高も12000だし」
(おわり)